例会報告
2025.11.16
蘇鉄山
開催回
第2119回日程
令和7年10月19日(日) 曇り
参加者
CL 永野 (16名)
活動内容
コースタイム
上野芝駅9:05~履中天皇陵ビュースポット9:34~気球発着場10:00~百舌鳥古墳群ビジターセンター10:30~堺市役所21階展望ロビー昼食休憩(11:30~12:18)~利晶の杜13:10~蘇鉄山13:40
蘇鉄山は、堺市の大浜公園内にある標高6.97m の築山で、国土地理院発行の地図1/25000に記載された日本で一番低い標高の1等三角点(点名大浜公園)が埋設されている。山名の由来は、幕末の堺では、黒船来航に備えて設置した北台場と南台場が明治になって、必要がなくなり南台場の砲台は撤去され、1879年(明治12)公園として整備し、ソテツを植えたことによる。御蔭山は、1836年(天保7)堺港付近の川の浚渫工事で、浚え上げられた土砂によって、高さ17m総回り31m の築山が造られる。御蔭山には、1885年(明治18)に1等三角点が埋設されたが、1939年(昭和14)に現在の蘇鉄山に移設された。御蔭山は、南海本線の軌道や都市開発により崩され土砂は撤去され跡形もない。今は、シャルム堺マンションの東側南海本線の高架下に、石柱と説明板が建てられている。大阪府で、初めて世界文化遺産に登録された百舌鳥古墳群から、堺の名所旧跡を巡り、堺まつりを観賞し蘇鉄山を目指す。
上野芝駅西口より、泉北1号線に沿って閑静な住宅が建ち並ぶ住宅街を歩き、履中天皇陵への案内板で右折し前方後円墳の前方部の拝所に着く。百舌鳥三陵周遊路で、外濠の西側を、濠の水面に映る美しいシルエットを見ながら桜並木に沿って歩き、後円部のビュースポットより濠に島のように浮かぶ古墳を見る。七観音古墳前の信号を渡り大仙公園に入り、七観山古墳跡の展望所より堺市役所方面を一望する。JR ふれあいハイキング10~12月の表紙を飾る大仙公園の日本庭園に沿って歩き、10月4日より観光気球の運行が始まり、仁徳天皇陵や大阪府で唯一の世界遺産百舌鳥古墳群を、地上100m の上空より一望することが出来る気球の発着場を訪れる。風速が基準以上の為運行が中止になり「おおさか堺バルーン」は係留されている。百舌鳥古墳群ビジターセンターでは、8Kの空撮映像による仁徳天皇陵を中心に大迫力の映像で巡る古墳群と堺の歴史・伝統産業の紹介を観賞する。世界で一番小さな国バチカン市国とほぼ同じ大きさの仁徳天皇陵古墳の1/250復元模型を見て、前方部の拝所より濠に沿って右折し、悠久の歴史を感じながら、濠西側のウォーキングロードを歩く。大きな自然石に彫られた磐姫皇后の万葉歌碑を訪ねる。磐姫は、葛城襲津彦の娘で仁徳天皇の皇后、履中天皇・反正天皇・允恭天皇の母であり、孫は雄略天皇。
丸保山古墳の西側より、中央環状線陵西通の交差点を北上し、西高野街道と竹内街道を結ぶ交通の要所の石仏の辻を経て堺東駅前のペデストリアンデッキの上で、反正天皇陵の森を見て、堺市役所前広場に着く。堺市役所の高層館用エレベーターに乗り21階展望ロビーで、東映の新作アニメ「怪獣デコード」のトークショーが行われている横で昼食休憩。堺市は、和泉の国・河内の国・摂津の国の三境にあたることから「さかい」と名付けられた街で、展望ロビーを一周し市街地を360度眺望する。食後、堺まつり会場の大小路筋では、甲冑を付けた戦国武将姿の堺・種子島・国友等の鉄砲隊による火縄銃の一斉射撃の実演が行われる。8台の「ふとん太鼓」が並ぶ大小路交差点には、高野山に至る西高野街道と、飛鳥の都に至る竹内街道の起点になる二つの石柱が立つ。大道筋で与謝野晶子生家の駿河屋(菓子・練羊羹製造)跡の説明をし、利休屋敷では、千坪あった屋敷や京都大徳寺の話をガイドさんから訊く。利晶の杜観光案内展示室のお茶席の椅子で休憩し、堺出身の「さいとうたかお」の劇画ゴルゴ13の500話に登場する、実物大の火縄銃(模造)を各人に持ってもらい銃の撃ち方と「口火を切る」の語源をガイドさんより説明を受ける。住吉橋を渡り、土居川沿いに南下し、御蔭山(お蔭山)跡より海岸通を渡り、大浜公園に入り、20数本のソテツが植えられた蘇鉄山の山頂で解散。 永野
