例会報告
2025.11.16
鷹尾山(芦屋市)
開催回
第2114回日程
令和7年9月14日(日) 晴れ
参加者
CL 永野 (11名)
活動内容
コースタイム
打出公園9:30~打出天神社9:33~阿保親王塚9:45~ホテル竹園芦屋9:58~芦屋神社10:28~細雪文学碑10:54~高座の滝昼食(11:33~12:20)~鷹尾山12:40~城山12:50~阪急芦屋川駅13:45
六甲山の前衛峰鷹尾山標高272m は、東には奥池を水源とする芦屋川と、西には高座の滝で知られる高座川に挟まれた兵庫県芦屋市奥山にある、六甲主稜線の南側に位置する山で、山体は南北に2つのピークが並ぶ双耳峰の山になっている。鷹尾山から北へ続く馬の背と呼ばれる稜線は、東西に切れ落ちていて、荒地山を経て六甲最高峰に向かう登山者の縦走路として利用されている。南峰の城山標高262m山頂には、NHK 神戸放送局とサンテレビの共同アンテナが建っており、芦屋市街地や阪急芦屋川駅より東お多福山登山口へ向かう阪急バスの車窓からも見ることが出来る。北峰鷹尾山の南側には、戦国時代に築城された鷹尾城の城跡が残っていて、頂稜部には、堀切や曲輪等の遺構があり城山と呼ばれている。鷹尾城は、阿波の室町幕府管領細川澄元の畿内への進出を防ぐ防衛線として、京都に基盤を置く細川高国が家臣の瓦林正頼に1511年築城を命じたと伝わる。
欅並木が続く閑静な住宅街を歩き、村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」に登場し、聖地として多くのファンが訪れる打出公園で朝礼。芦屋の民話打出の小鎚伝説で有名な打出天神社の境内を抜け、R 2西国街道山打出の交差点を渡り北進する。在原業平の父阿保親王の塚より山手幹線を歩きJR 芦屋駅に向かう。駅前に建っ読売巨人軍の常宿として有名なホテル竹園芦屋に併設された、但馬牛専門の精肉店竹園の前のベンチで、中島さんの好意により黒毛和牛使用の揚げたてコロッケを全員で食べ休憩。ホテルの正面には、本日甲子園球場で行なわれる阪神タイガース戦で使用する野球用具を乗せた、中日ドラゴンズと書かれた大型トラックが止まっていた。故長嶋茂雄氏が巨人軍の監督時代には、ホテルより芦屋神社までトレーニングを兼ね約15分で駆け登ったと伝えられる、みなとBK とラポルテ北館の間の急坂を登り、芦屋神社を目指す。敷地の広い閑静な住宅街を登り東芦屋公園で休憩。公園前の綺麗な境内の芦屋神社の大鳥居を抜け、芦屋神社道を下って行き開森橋に着く。芦屋川左岸の業平さくら通りの細雪広場には、谷崎潤一郎の小説細雪の舞台になった芦屋を記念して、大きな岩に「細雪」と彫られた文学碑が置かれている。
開森橋の正面には、これから登るピラミダルな山容の城山が聳える。ロックガーデン高座の滝の標識に従い住宅街の坂道を進み、大僧橋を渡り山芦屋公園で休憩。会下山遺跡の標識で高座橋への道を左に分け、右側に城山への標識のあるエルザ山芦屋マンションの横を直進すると、山小屋の雰囲気が漂う滝の茶屋が現れ、少し石段を登ると大谷茶屋が建っ芦屋ロックガーデンの登山口標高190m に着き滝の前で昼食休憩。護摩堂の左手奥には、静寂の中に水しぶきが滝音となり響く高座の滝が架かる。滝は、雄滝と雌滝が二段に連なる夫婦滝で、落差は各10m 位で岩肌を撫でるように流れ落ちる。下段の滝の落口左側の岩壁には、近代登山の生みの親で、芦屋ロックガーデンの名付け親でもある登山家藤木九三のレリーフが埋め込まれている。
昼食後、大谷茶屋前のトイレの右側に付けられた階段より、岩と砂礫の急斜面を登り稜線に着く。左を取ると馬の背より荒地山を経て、6月に登頂した六甲最高峰に向かうことが出来るが、右を取り鷹尾山を目指す。4月初旬には、新緑とコバノミツバツツジが織り成す色彩豊かなコースになる稜線を忠実に辿り、左側に大きな岩がゴロゴロ積み重なり、木の枝に鷹尾山の山名板が吊るされた山頂に着く。振り返り鉄塔が建っ荒地山方向を眺望する。少し進むと尾根沿いに鷹尾城の遺構が残る。送電線鉄塔を左に見送り進むと、ベンチが並ぶ城山山頂の展望広場に着く。樹間越しに芦屋市街地を眼下に望み、鷹尾城の石垣跡を見ながら、ジグザグが27回続くと言われる登山道を下り城山登山口に降りる。住宅街の往路を戻り阪急芦屋川駅北側の花時計があった公園の後に2012年3月創られた、星座の広場で解散。 永野 記
