例会報告
2025.08.18
生駒山~鬼取山
開催回
第2107回日程
令和7年7月6日 (日) 晴れ
参加者
CL 永野 (14名)
活動内容
コースタイム
生駒駅9:05~宝山寺(10:03~10:25)~梅屋敷駅11:11~生駒山頂昼食(11:27~12:30)~
鬼取山12:40~あじさい園13:25~タタラ山14:17~額田駅15:18
生駒山642mは、大阪府東大阪市と奈良県生駒市の府県境に位置し、河内飯盛山から信貴山へと南北に連なる生駒山地最高峰の山で盟主として聳える。山名の由来は、応神天皇の時代百済の王から献上された二頭の駒を放牧した場所であったことからと伝わる。山頂直下の西側には、信貴生駒スカイラインが通じ山頂一帯は、行楽地としての賑わいを見せる。テレビの電波塔が林立する山頂部には、電鉄会社が運営する生駒山上遊園地が広がり、ミニSL のコース内に一等三角点が埋設されている。奈良県側から生駒山腹を眺望すると、一際目を引く宝山寺の背後に、そそり立っ朝日嶽の巨岩は般若窟で、奈良時代に役行者が修行し、その後弘法大師も修行した。般若窟は、役行者が村人を苦しめていた前鬼・後鬼を捕らえ、改心させる為般若窟に閉じ込めたと言う伝説が残る。生駒市鬼取町の西方に聳える鬼取山631m は、生駒山の南側に位置する双耳峰の山で、府県境稜線の山頂には、暗峠への縦走路が通っている。山名の由来は、役行者による鬼退治伝説による。近鉄生駒駅南口より、ロータリー上のペデストリアンデッキを、ケーブル鳥居前駅方向に歩き、西側のビルより地上に降りる。参道筋(駅前南商店街)を左側の矢田丘陵を眺めながら南へ進んで行き、商店街の途切れた辺りより滑り止めのOリング模様が施されたコンクリート道路の急坂を登って行く。分岐で参詣本道の石段が現れ、生駒駅より約700段ある石段は、宝山寺境内まで続く。正面に聳える太古の活火山の名残般若窟の岩峰朝日嶽を見上げながら進み、熊鷹大神社の前で休憩。石の鳥居をくぐり、往時が偲ばれる門前町に入る。石段の両側には、桜並木が続き真ん中に手摺の付いたモンマルトルの丘の階段を彷彿させる石段道を登って行く。宝山寺駅分岐を左に取り、宝山寺参詣道を進み、霊峰生駒山の中腹に建っ宝山寺の本堂前に登り着き休憩。宝山寺は、矢田丘陵の彼方に三笠・高円の山々を見遥かす景勝地にあり、生駒の聖天さんとも呼ばれ、現世利益を願う人々で賑わっている。大きな木製の巾着袋を模した賽銭箱は、砂金袋を表していると言われ、側面には歓喜天が好物の大根が交差した絵柄が描かれている。参詣者が賽銭箱の上に財布をかざし商売繁昌・金運UP を祈っている。境内唯一無二の水場水神で、珈琲を淹れる水を汲む。本堂の背後に聳える役行者や弘法大師が修行したと伝えられる般若窟を仰ぎ見て奥の院に向かう。途中ケーブル梅屋敷駅への道標で左折して、警報器が鳴り響き傾斜が厳しい線路の真ん中には、索道用のロープが走る踏切を渡り、梅屋敷駅よりケーブルカーに乗り生駒山頂駅へ。
生駒山上遊園地に入り、国内最古の飛行塔(高さ30m)を右に見て、山頂三角点横の大きな屋根のある休憩所のテーブル席で昼食休憩、気温は28°C 。食後、毎日放送の生駒送信所の南側より、鬼取山の山容を眺める。鬼取山は、生駒山より暗峠へのコースの途中にあることから、沢山のハイカーに登られている。府民の森あじさい園への分岐迄戻り、摂河泉展望ハイキングコースを下って行く。信貴生駒スカイラインのトンネルをくぐり、あじさい新道への分岐を北へ進み、生駒縦走歩道北分岐より、あじさい園に入る。斜面を利用し、グラデーションを考えジグザグに造られた散策路の両側には、満開の色鮮やかな紫陽花が咲き誇る。園内では、七段花・ベニガク・ブルーダイヤモンド等フォトジェニックな人気品種を見てまわる。あじさいプロムナードを南へ進み、案内所の前で、かき氷を食べ休憩。火照った体をリフレッシュさせ、摂河泉展望ハイキングコースを下り、ベンチが並ぶタタラ山378m で休憩。双子塚の分岐で右折し、広い山道を九十九折に下って行き、「中展望」標高約190m で眼下に東大阪市街地を、遠望すれば、熱波で蜃気楼のように浮かぶ大阪市内の難波から梅田に至る、林立するビル群を眺め、頭上よりミストが降り注ぐ枚岡公園管理事務所の前に下山する。重願寺の前をとおり、灼熱の舗装道路を下り額田駅で解散。 永野 記
