例会報告
2025.08.18
南禅寺山(京都)
開催回
第2108回日程
令和7年7月13日(日) 晴れ
参加者
CL永野 (9名)
活動内容
コースタイム
神宮丸太町駅9:45~岡﨑神社10:24~大豊神社10:45~南禅寺山
11:48~琵琶湖疎水記念館見学・昼食(12:30~13:30)~ロームシアタ
ー京都14:00~四条通15:00
南禅寺山(別名独秀峰)197m は、京都市左京区の南禅寺境内の背後に聳える山で、東山三十六峰の17峰に名を連ねる。登路は、哲学の道の南端、熊野若王子神社より、綾瀬はるか主演のNHK 大河ドラマ「八重の桜」のモデルになった新島襄・八重が眠る同志社共葬墓地に向かい、舗装路の階段道を登り、墓地の前にある広場の16峰若王子山183m に登り着く。広場より雑木林の中を東南方向へ高みを目指して、南禅寺山に至るルートがある。他に南禅寺より、水路閣・南禅院・奥の院と、東山三十六峰の主峰大文字山や銀閣寺へと続くルートの疎水・哲学の道コースを、七福思案処に向かい、途中の奥の院で左折して、駒ケ滝上部の山道を北上し、分岐の少し先で左側のテープを目印に南禅寺山に向かう2通りのルートがある。京都の夏の風物詩と言われ、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている祇園祭の、長刀鉾・函谷鉾・月鉾などの山鉾が巡行する前祭の山鉾の曳き初めが始まり、祇園祭一色に染まっている四条通の鉾町界隈を散策し、祭の情緒に浸る。京阪神宮丸太町駅5番出口より、大阪・関西万博のアンバサダーを務める、山中伸弥教授の京都大学iPS 細胞研究所の前を進み、春日北通を東に向かう。東大路通と交差し大文字の火床が近付いて来ると左側に、本家八ッ橋と書かれた大きな暖簾と信楽焼の大きな狸が目を引く本家西尾八ッ橋本店が店を構え、向かいには、同じく歴史を感じる聖護院八ッ橋総本店の古風な店舗が存在感を示す。金戒光明寺の境内を進むと蓮池には、池一面にピンク色の蓮の華が咲き誇り、その中の1本は、大きな白い蓮の華を見事に咲かせていた。蓮を見ながら休憩。岡﨑神社の境内には、ウサギの石像が数多く置かれている。大豊神社の参道で、ユニークな狛犬に迎えられ、境内の狛ネズミ・狛ヘビ・狛サル等の祠を見てまわる。疎水に沿った哲学の道を散策し、熊野若王子神社の撫で牛を見て休憩。
銭洗い弁財天とも言われ、二体の白蛇像が鎮座する天龍白蛇弁財天の瀧の水で、金運UP を願い、お金を洗う。同志社大学によって整備された、永観堂背後の山道を登り詰め、広場になった若王子山に着く。広場より雑木林の中を、全員の目でテープを探しながら進み南禅寺山に登り着く。山頂は、雑木に囲まれ眺望には恵まれない。山頂より、急坂を下り南禅寺分岐を右折し、南禅寺山峡谷の急斜面の難所を下り切ると、似水の句「滝つぼにくだけて涼し蝉の声」の駒ケ滝が架かる奥の院に着く。少し下ると水路閣が見えてくる。水路閣は、1888年(明治21)に完成した琵琶湖疎水分線のレンガ造りの水路橋で、5月17日南禅寺水路閣が国宝に指定されたと報道された。明治における都市基盤施設で、近代の土木構造物が国宝になるのは初めて。水路閣をくぐり、右手方丈前庭には、小堀遠州作の虎の子渡しの庭と呼ばれる枯山水庭園がある。三門や法堂など圧巻の建物を見て、南禅寺を後に琵琶湖疎水記念館に向かう。琵琶湖疎水記念館では、疎水の歴史・役割・構造等を映像で鑑賞し、展示している水力発電の機械やジオラマを見てまわり、疎水事業が果たしてきた水力発電・舟運・水道水の供給等の壮大な事業は、時を越え今に息ずいているのを実感する。疎水面に間近な地下1階のテーブル席で噴水を見ながら昼食休憩。食後京都市動物園に沿って陽射しの厳しい二条通を進み、ロームシアター京都の前へ。二条大橋より、夏の陽光がきらきら弾いて眩しい鴨川の下流を眺めれば、清流の音を訊き納涼床で涼を味わう川床料理の老舗が軒を並べている。鴨川を渡り、高瀬川に沿った木屋町通を進むと、川風に青もみじの葉擦れの音と、清流が涼しさを届けてくれる。京都市役所前の御池通を西へ進み、東洞院通で左折する。日本三大祭の一つで、千年以上の歴史を誇る京都祇園祭の14~16日の宵山では、屏風祭が行われ六角通の鉾町の旧家では、屏風や書画が一般公開される。南下し四条通に出合うと右手には、17日の前祭で先頭を巡行する、長刀鉾に駒形提灯が吊るされ止まっている。周りには、祇園囃子のコンチキチンの鉦の音が響き、大勢の人々が行き交う四条通を歩き阪急烏丸駅へ。 永野 記
