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例会報告

2025.04.10

例会報告

餅つき大会(奈良・ロマントピア月ヶ瀬)

開催回

第2086回

日程

令和7年1月26日(日)   晴れ

参加者

 50名

活動内容

コースタイム
代官山登り口9:30~ロマントピア月ヶ瀬着10:01~餅つき開始10:30~
午前終了11:55~餅つき再開12:30~餅つき終了12:50~ロマントピア
月ヶ瀬出発14:00~月ヶ瀬温泉(14:08~15:20)

ロマントピア月ヶ瀬は、茶畑と梅の木に囲まれた環境の中で、非日常を満喫することができ、今回の餅つきイベントの他に、RV パーク&キャンプ場・農業体験(茶摘み・梅の実収穫)等の月ヶ瀬の魅力を肌で感じられる総合施設になっている。近くには、梅の郷月ヶ瀬温泉があり、地下1200m より湧く源泉風呂に浸かり日々の疲れを癒すことができ、隣接する、ふれあい市場では、特産品の梅干し・月ヶ瀬茶等の農作物を購入することができる。奈良三大梅林の一つ月ヶ瀬梅林は、奈良市月ヶ瀬尾山と、その周辺に位置する梅林で、梅の名所月ヶ瀬の中央には、渓谷美を描きながら五月川が蛇行して流れる。五月川の下流を高山ダムによって、せき止めた月ヶ瀬湖の渓谷沿いの両側には、湖岸から山腹にかけて約一万本の梅林が広がる光景から月ヶ瀬梅渓とも呼ばれ、約700年の歴史を誇る月ヶ瀬梅渓は、大正11年に日本政府により、奈良公園と共に日本で最初の名勝地として指定された。JR 久宝寺駅バスターミナルを、8:15に出発した大型観光バスは、長原IC で近畿道に乗り西名阪道と繋ぎ天理PA でトイレ休憩。名阪国道を走り五月橋IC で降り、五月川左岸に沿った両側に梅の並木が続く県道を月ヶ瀬に向かい走る。バスが五月川に架かる真っ赤に塗られたアーチ形の月ヶ瀬橋を渡ると、梅の名所で歴史と文化が息づく月ヶ瀬に着く。橋の北詰に建っ月ヶ瀬梅の資料館を右に見て、代官山登り口でバスを降りる。この道路は、2月9日に行われる第40回月ヶ瀬梅渓早春マラソンで、ランナーが駆け抜けるコースになっている。

自然豊かな月ヶ瀬の、春まだ早い天神梅林を、代官山登り口よりジグザグの急坂「春告げの小径」で登って行く。小径の両側には、梅の木が植えられていて、梅の枝先の丸い小さな蕾は、僅かに赤く見える程度で、月ヶ瀬の寒さに固く蕾を閉じている。展望台まで登ると、陽光眩しい南斜面の眼下には、一目一万本と言われる月ヶ瀬梅渓が広がり、春の訪れを待ちわびる梅林を俯瞰する。登りきると、蝋梅の鮮やかな黄色い花が見頃で迎えてくれ、春の息吹を感じる。左手の茶畑に沿って道なりに下って行くと、正面にロマントピア月ヶ瀬の建物が見えてくる。ロマントピア月ヶ瀬の館内は、真ん中に大きな囲炉裏が据えられ、赤々と炭が燃え暖かい。朝礼を行い餅つきの説明、参加回数200回のIさんの表彰をして、餅つきの準備をする。熱い湯で臼を洗い、蒸しあがった餅米が運ばれてきて、最初は5人がかりで千年つきの杵である程度ついた後、仕上げに普通の杵でつきあげていく。臼取りの軽快さと杵をつくテンポの良い音が館内に響き渡り餅がつきあがる。つきたての餅は、20名程の餅をちぎる人や餅を丸める人が二列に座り、スタンバイする左手奥の和室に素早く運ばれる。餅にとり粉を振り、餅をちぎり手際よく丸めていき、机の上に並べられていく。つきたての、きなこ餅やおろし餅が振る舞われ、午前中に9臼つき、炊き込みご飯とおでんの盛り合わせを食べ昼食休憩。午後より3臼つき、機械でヨモギ餅4臼をついてもらう。50kg の餅米で16臼つき、全員にお土産として小餅・エビ餅・ヨモギ餅・餡餅等28個を袋に入れ分配される。各人の手際の良さで、作業効率が上がり順調に進められ、予定の時間内に餅つき大会を終了することが出来ました。最後に全員で掃除・後片付けをして、ロマントピア月ヶ瀬を後に、月ヶ瀬温泉で疲れを癒し、往路を戻り16:55 にJR 久宝寺駅バスターミナルに着く。                                   永野 記

 

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