例会報告
2024.09.05
金剛山・ダイトレ(林道地獄谷線~杉尾峠~紀見峠)
開催回
第2061回(金剛山第835回)日程
令和6年7月7日(日) 晴
参加者
CL大村 CL 北辻 安全係太田 14名
活動内容
集合 南海高野線 河内長野駅前バス停 8:00
コース 河内長野駅前~南海小深バス停(8:35)~行者湧水販売所(朝礼
9:15~9:20)~国道310号石見川口~林道地獄谷線(鳥地獄9:55~10:15)
~林道終点~杉尾峠(11:15)~タンボ山~西の行者(昼食12:00~12:50)
~ブンタ谷分岐~山の神~紀見峠(14:00)~紀見峠駅(解散 14:45)
(所要時間 6:20 歩行距離 約10Km 登り約0.63Km 下り約0.73Km)
梅雨明けにはまだ日時がありそうで、曇り空を願ったが晴れの一日となった。
河内長野駅に集合、定刻のバスはほぼ満員で発車金剛山への分岐小深で下車するも当会員のみであった。道端で見えた温度計は25℃を表示していた。舗装路の国道310号線を一路石見川口へ、途中の行者湧水販売所により朝礼を持ちコースの概略説明、参加者名簿の確認、サブリーダー及び安全係を任命し出発した。
念のために林道地獄谷線の歩行経験を尋ねたところ多数の方々が初めてとの事であった。
国道石見川口から谷側に下る、分岐に標識があり右十字峠・府庁山へ、当会は左林道地獄谷線へ暫くして鳥地獄への分岐に着き全員で現地へ行く事に決定した。5月の下見時に小径の下草を刈り取っていたため歩き安い、それ以降に他のグループが通った形跡がある。暫くして炭酸ガスが噴き出る小さな沼・鳥地獄に着いた。以前は立派な看板があったが朽ち果て枯れた草木に覆われて面影はない。しかしながら周りの木々には真新しい「鳥地獄」の表示があり訪れるグループがいる事が確認されたのは嬉しい。
元の林道に戻りこれからが本日の行程、林道地獄谷線は名前とは裏腹に谷沿いは緩やかな登りで谷のせせらぎで身体が癒される。所々は前年来からの大雨による爪痕があるが歩行には問題ない、暫くして林道の終点となる。林道を後にすると急な登りとなるこれと言った興味津々な所は見えない。間伐のせいか明るくなって来た間もなくして杉尾峠・ダイトレに着いた。道標には金剛山7.8Km,紀見峠4.2Kmの表示がある。
一息ついた後一路ダイトレを南へ、本日の最標高点のタンボ山の裾を通り過ぎると十字峠への分岐がある。これから先はほぼ下りとなり西の行者に着く、少し入った所に祠があり役行者がひっそりと祀られており数人の方が足を運んだ。少ない椅子等を利用して昼食休憩とする。西の行者からのコースについて2通り提示していたが朝礼時に説明した通りダイトレを紀見峠から紀見峠駅へ下る事とした。
西の行者を後にダイトレをさらに南へすぐにタイ谷及びブンタ谷への分岐が現れる。道は下りとなり森林の中に大木の赤松が点々と見える。長い下り階段が続き緩やかになり山ノ神広場に着いた。ここからは舗装路の林道となり間もなくして紀見峠に着いた。右側にダイトレ岩湧山方向への標識があり私たちはここで別れて紀見峠駅へ歩を進める。峠を後に森から離れると一段と日差しが強くなってきた、通りに橋本市名誉市民の数学者・岡潔博士の記念碑が見えた。急な下り道のため慎重に下り紀見峠駅に着き解散した。参加の皆様お疲れ様でした、多くの方からお菓子類を頂き有難う御座いました。 (大村 記)