例会報告
2026.05.15
大和葛城山
開催回
第2143回(金剛山第864回)日程
令和8年5月10日 (日) 晴れ
参加者
CL 永野 (15名)
活動内容
コースタイム
葛城ロープウェイ前8:55~北尾根コース取り付き9:00~展望スポット
9:30~目標位置(ク)分岐10:18~ダイトレ出合10:45~中央研究路出合
11:18~白樺デッキ昼食(11:30~12:00)~大和葛城山頂12:11~トリの
案内板下山口12:53~目標位置⑨13:08~葛城ロープウェイ前14:30
大和葛城山959.2m は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村の境に位置し、府県境稜線南北約20㎞の金剛山地の中で、主峰の金剛山に次ぐ高さを誇る。山名に大和を冠しているが、山頂部は千早赤阪村に属し、大阪府下最高峰の山になっている。葛城高原自然つつじ園のある山頂附近は、高原状になっていて、遮る物の無い眺めは広大で、金剛・葛城山脈随一の360度の大パノラマが楽しめる。大和葛城山が、一番の賑わいを見せる5月中旬には、花見台からの眺めが「一目百万本」と称賛されるヤマツツジが群落で咲き、真っ赤な絨毯を広げたように山肌を染め上げる光景は、登山者や観光客の目を魅了する。大和葛城山のツツジは、都会の公園で咲く西洋ツツジではなく、人の背丈より高いヤマツツジになる。1970年(S 45)山頂一帯を覆っていた2m 位の背丈のカツラギササが、60年の周期で花を付けて枯れるとともにヤマツツジが姿を見せ、一斉に成長して、現在の大群落になったと伝えられる。
葛城ロープウェイ駅(324m)の右側を山側へ進み、猪防止フェンスの扉を開けカントリ谷左岸に沿って進む。北尾根コースへの案内板により、右側の急斜面に付けられた急階段を登り、山道を進んで行くと、山林火災や事故が起こった時に場所を特定しやすいように立てられた、目標位置北尾根(ア)の案内板が現れる。(エ)の先には、ベンチがあり御所市の街並みが一望できる、秋津洲展望台に着き休憩。少し先では、花崗岩が長年の風雨による侵食で、山道の底が深く削られ、両側が狭く切り立った高い壁に形成された隙間を進む。斜面崩壊による迂回指示で右に取り尾根に登ると、左側にロープウェイの鉄塔と葛城山上駅が見え、眺めは雄大で、新緑の中に混じって咲きこぼれるヤマフジの花が薄紫色に山肌を染めている。(キ)では、水平道を進み(ク)の分岐で、通行禁止の自然研究路を、左に分け直進する。(サ)の少し先には、踏み荒し防止のロープが張られたカタクリの群生地がある。傾斜が緩んだ山道が水平道に変わると、主稜線のダイヤモンドトレールに出合う。
少し先で左折し、新緑の木々の間を、吹き抜ける5月の爽やかな風と、キラキラと煌めく木漏れ日が眩しい自然研究路を進む。中央散策路に出合うと右折して、白樺食堂に向かう。白樺テラスでは、眼下に畝傍山が遠望すれば、ピラミダルな山容が美しい高見山の絶景を望み昼食休憩。食後白樺食堂前より、山頂を目指し見晴らしの良い高原の散策路を登って行く。ライブカメラが設置され、方位盤・2等三角点のある広大な山頂より、360度の展望を楽しみ気持ちの良い高原の散策路を進む。丘の上に立つ天空のハッピーベルのロープを引くと幸せの鐘の音が、高原を吹く春風とともに響き渡って行った。葛城高原ロッジ横より下れば、南斜面を真っ赤な絨毯を敷き詰めたようなヤマツツジの花が、山肌を染め後方には、堂々とした山容の金剛山が聳える。ツツジ鑑賞路を巡り、展望とヤマツツジの花を堪能し、文学碑の50m 程北の標識と、林にすむ鳥の紹介案内板右の山道を野鳥のさえずりを訊きながら下って行く。
「青旗の かつらぎ天に 近ければ 群れて清しき かたごの花」(万葉花のカタクリ)が書かれた標識で、カブト岩への山道を右に分け、芽吹いた新緑が美しい自然林の自然研究路を下って行き、櫛羅の滝コースの目標位置⑨に出合う。山道は、茶色の丸太を模したコンクリート製の手摺が設置され、階段の新設・排水路設置による水捌けの改善・ベンチ・道標の新設等が成され、歩きやすくなっている。目標位置④-1で、二の滝への山道を左に分け下って行く。階段道から、ロープウェイ鉄塔横を下って、カエルの鳴き声を訊きながら川原に出ると、少し上流に落差8m 程の櫛羅の滝が架かる。安位川に沿って進み石畳を下り、目標位置①を通過し葛城ロープウェイ駅前で解散。 永野 記
